アニマルセラピー

アニマルセラピーはストレスの軽減やコミュニケーションの促進などから認知症予防などに効果があると言われて久しいのですが、当施設のワンズも様々な活躍をしてくれています。

不穏(周囲へ警戒心が強く、落ち着きがなく興奮している状態)になられているご入居者様のお膝の上にワンズを乗せると、途端、にこやかな顔になり、ワンズの頭を撫で始めます。しばらくすると先ほどの不穏はどこへやら、皆さんと落ち着いて過ごされるようになります。

徘徊されるご入居者様。危ないので座っていましょうなどのお声掛けもすぐに忘れてしまい、すぐに徘徊をされてしまいます。そんな時はワンズを抱っこして少しだけ一緒に歩いてお席へとご誘導し、ワンズをお膝の上へ。徘徊は一人一人、目的があって徘徊されています。その目的が達成されないと、達成されるまで歩き回ります。目的をワンズを抱っこすることに変えて頂き、ゆっくりと寛いで頂けるようになります。

その他、ボールやおもちゃを投げてもらい、拾ってくるのが大好きなワンズ。小さなボールから、音のなるぬいぐるみを投げて頂くことで、普段と違う動きをしていただき、上半身の運動をしていただいております。

食欲が低下したご入居者様。ベットに横になることも増えてきました。ワンズがいつも寄り添って一緒に寝ていました。犬が大好きなご入居者様はいつもワンズのからだを撫でていました。数日すると、ベッドの上で座って過ごされるようになり、しばらくすると車いすでみんなと一緒にご飯を召し上がるようになりました。物凄い回復力にスタッフみんなびっくりでした。

当施設では数年前から導入しているセラピードック。富士市と裾野市ではほかに例がなく、衛生面などの管理にて様々な質問を受けてきましたが、当社は以下を整えて導入しております。

1.週1回、ドックスクールに通い、訓練を受けています

2.毎週、口腔内のチェックをし、異常がある際には病院にて診察を受けています

3.シャンプー、カット、爪切りなどのトリミングを毎月1回は最低限行っています

4.狂犬病等の予防接種を行っております

5.次亜塩素酸水にて空間除菌を24時間行っております

6.万が一粗相をした場合はすぐに消毒をしています

これからも当社のセラピードックの活躍を温かい目で見守ってくださいね!

こらからもご入居者様を癒せるようにがんばります!
Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter

関連記事